2008年1月13日日曜日

生きている怖さ

「しょせん、生きてゆくことは、こわいことだ。だがな、翡媛さん。
わしはありがたいことに、貧窮した。飲まず食わずで日をすごさね
ばならぬことがあった。それでも妹にはひもじいおもいをさせなかった。
その経験が腹のなかで生きている。だから、生きてゆくこわさが、
人とはおそらく違う。耐えるということが、どういうものか、いちおう
わかっている。それだけでも、生きるこわさをやわらげてくれている」
と風洪はそういった。

私もそう思う。大切なものを守るために、何が怖いんだろう。
というよりも守るだけで精一杯になって怖がる余裕さえないでしょう。
でも、守るものがなくなったときに、その恐怖さも飢餓感も浮かべて
くる。
耐えることも、貧しいこともさほど怖くなんかないけど、
大切なものを見失ったときに、人間は弱虫になるものだ。

2008年1月11日金曜日

柳に風折れ無し

柳の枝は柔らかいから、一見で弱そうに見えるけど、
根っこがしっかりしているから、風で倒れることがない

人間もそうだと思う。
しなやかになればなるほど、強いに「風」にも耐え切れる。
今という毎日どんな風が吹かれてくるのかわからない時代に、
これは活きるすべではないでしょうか

雰囲気は柳の枝の如く、中身は山の如し。そうでありたい